仕事ノアル暮らし|メンタル失調者の就労と一人暮らしを支援しています
  • Email: info@worklivelove.net
  • Tel: 0561-76-7171
  • 尾張瀬戸駅前の就労移行支援・自立訓練(生活訓練)事業所

コラム

えつこのコラム

同じ時間

  • Posted: 2019.4.1
  • By: 田中 悦子
  • 起業

2019年3月31日の中日新聞6ページ目『言論』ページに、株式会社『仙拓』の8年という記事が掲載されました。 病気で寝たきりの社長佐藤仙務(ひろむ)さん(27)が立ち上げた、名刺やWebを立ち上げる会社です。この、佐藤仙務さんとは、鈴鹿市の障害者就労関係の講演会でご一緒したことがあります。 当時も「寝たきり社長」として、起業体験したをお話されておられました。

寝たきりなので、ベッドでの登場です。車椅子と違って自分で移動が出来ないので、当時はお母様が介助についてこられていました。 ベッドで場所をとることもあって、一人(二人?)ぽつんと離れたところで出番を待っておられた姿が印象的でした。

あれから5年・・・。
私は彼に恥じない仕事をしてこれただろうか?

記事の最後で、
名刺を発注お客さんが「彼は相手の気持ちを敏感に察するところがあって、わざわざお母さんがお店まで持ってきてくれ、そこに感動しました」と話していました。
そう、そうなんですよね。
相手が何を求めているか。
就労の訓練にしても、一人暮らしの訓練にしても、そして働き始めた後の訓練にしても。
相手が何を望んでいるか。どうするのがその人にとって「幸せ」と感じられるのか。
言葉だけではなく、言葉に表現されていない「行間」を読み取る力が、求められている。
相手のニーズを汲み取れているかどうか。

こちら側の願いが一方通行になっていないかどうか、常に考えなくては。自戒。

そして、さらに佐藤さんは記者さんに語ります。
「仕事は、利益や売り上げ以上のものをもたらしてくれる場合もある。妥協せずに誠心誠意やるって、本当に大切なことだと思いますね」。
「誠心誠意」。
「誠の心を、誠の意欲を仕事にこめる」。ぐっと心に響きます。
私たちのチームは、自分達のまことの心を仕事にこめてきただろうか。
転じて、私は、まことの心をスタッフ全員に伝えられているだろうか。日曜朝から、5年越しに宿題をもらった気分でした。


最近のニュース

...

2019.3.28

《就労移行》

4月の予定を公開しました。

こちら
...

2019.3.28

《生活訓練》

4月の予定を公開しました。

こちら
...

2019.4.20-21

《土曜講座》

WRAP集中クラスを実施します。

こちら